おかげさま日誌

  • 2022.06.20

    丸太からの製材

    春に工房にやってきた丸太の製材が完了しました。

    おかげさまでは、なるべく一本の丸太から製材した材料を加工し使用したいと考えています。

     

    この丸太は樹齢約130歳。直径が650mmのエゾマツ。

    まずはフォークリフトで工房内の製材機械(ウッドマイザー)に運び込み、

    どうすれば材料のロスが少なく、必要な材料を効率良く取ることができるか見極めて墨出しをします。

     

    木の中の状態は外観からある程度予測はしますが、やはり実際に製材してみなければ分からないことが多々あります。

    木の曲りやクセを見て、枝が生えている部分の「フシ」や辺材部の白っぽい「シラタ」など、最終的に仕上げ材としては敬遠される部分を加味し慎重に作業を行います。

     

     

     

    この後、木材の水分を十分乾燥させてから加工の工程に移ります。